2025/03/26 16:39

東芝旧経営陣の賠償責任、高裁一転認めず 不正会計巡り

さてさて、2015年に世間をザワつかせた東芝の「不正会計お祭り騒ぎ」、覚えてる人も多いよね?あの時、東芝が「ちょっと待てよ、昔のボスたちに32億円くらい払ってもらわなきゃ!」って

 

旧経営陣5人を相手に訴訟起こしたわけ。で、その控訴審のジャッジメントデーが3月19日に東京高裁であったんだよ。裁判長の中村也寸志さんが「うーん、一審の『佐々木元社長ら3人に2億円払え』ってのはナシね。東芝、逆転負けちゃった!」ってバッサリ。

 

一審で「賠償ね!」って言われたのは、佐々木則夫元社長、田中久雄元社長、財務のエースだった久保誠元副社長。でも、西田厚聡元社長(2017年に天国へGO)とあと1人は「いやいや、あなたたちはセーフでいいよ」って最初からノーダメ判定だった。

 

この裁判、争点はめっちゃカオスでさ。インフラ事業で「損失引当金、ちょっと少なくね?」とか、パソコン事業で「利益盛っちゃった☆テヘペロ」とか、テレビ事業で「経費?後でいいよね~」って先送りしまくった会計処理のヤバさが焦点だったわけ。

 

んで、この日の判決がまた面白いんだよ。一審では「インフラ事業の会計、ちょっとズルいよね」って違法認定されてたけど、高裁の中村さんは「うーん、確かに損失引当金ケチってた部分はあるけどさ、東芝ってデカい会社だし、有価証券報告書で『超大事なウソ』ついてたってほどじゃないよ。違法じゃないね!」って逆転無罪キメちゃった。

 

パソコン事業の「部品売って完成品買う」っていう、いわゆる「バイセル取引」も、「会計ルール?そんなの企業ごとにテキトーでいいよね~。別にOKじゃん!」って合法スタンプ。テレビ事業の経費先送りに至っては「そもそもそんな事実あったっけ?ねえよ!」って東芝の訴えをフルボッコで却下。いやはや、裁判長、ノリノリである。

 

一審(2023年3月)では旧経営陣5人に「3億円払えよ!」って出てたけど、原告も被告も「納得いかねえ!」って控訴。そしたら審理中に東芝が「上場?もうやめまーす」って非上場になっちゃって、東京高裁は2024年3月に「株主の訴える権利?そんな資格ねえよ!」って請求却下。ついでに2人への賠償命令もポイ捨て。

 

そもそも東芝、2008年度から「会計?テキトーでいっか!」ってやり続けて、利益修正額が総額2248億円とかいうバケモン級の数字に。2015年12月には金融庁から「はい、73億円の罰金ね!」って金商法でお仕置きくらってた。一方、証券取引等監視委員会は東京地検に「これ、刑事で立件ムズいっすね…」ってボヤいて、結局旧経営陣は刑事告発逃げ切り。

 

で、東芝曰く、機関投資家や銀行が「賠償しろや!」って民事訴訟を計37件も起こしてて、今も21件がゴング鳴らしてる真っ最中。東芝が負け確定したり、「まあ和解でいいか」って終わったケースもあるらしい。いやー、東芝さん、会計で遊んでたらとんでもないコントになっちゃったね!