『東芝の影に潜む龍～フィクション小説』

俺の頭に浮かんだのは、恐ろしくも現実味を帯びた妄想だった。もし親中派による東芝の乗っ取り計画が水面下で遂行されていたらどうなるか？あの名門企業、東芝のブランドはそのままに、裏では犯罪組織が息を潜めて育つんじゃないのか。そんな気がしてならなかった。

物語の中心には、金と女を餌に暗躍する男がいた。名前は義広。冷酷で計算高いこの男は、欲望の糸を巧みに操り、ターゲットを絡め取る。東芝の内部に食い込み、甘い言葉と札束で社員たちを籠絡していく様子は、まるで蜘蛛が巣を張るようだ。だが、義広はあくまで表の顔。汚れ仕事を実行するのは、もう一人の男、和義だ。殺し屋として鍛え上げられた和義は、義広の命令一下、躊躇なく刃を振るう。その冷たい目つきは、まるで命を奪うことなど朝飯前だと語っているようだった。

そして、この計画の裏にはさらに大きな影が蠢いていた。政治と繋がったバックボーンを持つ、中国人帰化者を受け入れる謎の組織団体だ。石破、二階、島田は東芝を乗っ取るだけでなく、その力を利用して日本国内に新たな勢力図を描こうとしている。表向きは合法的な企業活動、裏では金と暴力で支配を広げる犯罪ネットワーク。東芝の技術とブランドは、彼らにとって完璧な隠れ蓑だった。

俺は思った。もしこの陰謀が現実になれば、東芝の名は輝かしい過去の遺物となり、その裏で血と欲望が渦巻く怪物が生まれるだけだ。義広の狡猾さ、和義の冷酷さ、そして政治的後ろ盾を持った組織の暗躍――この三つが揃えば、もはや誰にも止められないのかもしれない。だが、俺はこの悪夢のような物語を、ただのフィクションとして笑いものにしておきたかった。それが現実にならないことを祈りながら。

いざという時は株式会社東芝を日本ラウンジ協会に吸収させる